空き家・空き地の活用法【駐車場経営】

空き地活用方法の一つとして、駐車場を経営する方法があります。

「駐車場経営」で、ネット検索すると檀蜜さんの記事がでてきますが、誰にでも手軽に始められることや、土地さえあれば、どんなに小さくても、いびつな形をしていても関係なく運営することができるので人気の活用法の一つでもあります。

今回は、そもそも駐車場経営をしようと思った場合に、どんな方法があるのか見ていきましょう。


まずは、駐車場の種類としては「平面駐車場」と「立体駐車場」の2種類があります。

「平面駐車場」とは、空き地に駐車場の枠線を引いた、いわゆる青空駐車場のことです。
空き地のまま、線だけ引いて駐車場運営をすることもでき、低コストでスタートすることができます。ただし、土の状態では水はけも悪く、車が汚れてしまうこともあるので、アスファルトで舗装してあげると水跳ねで泥が付かなくなったりするので人気が高まります。
それ以外にも、砂利が敷かれている駐車場があったり、屋根を取り付けてある駐車場など、費用をかけて付加価値をつければ、人気が高まり料金も多少は上げても利用者が多い駐車場になるでしょう。


「立体駐車場」は、都心や駅前など駐車場の需要が多い場所によくみられます。
平面駐車場では、土地の広さで止めれる駐車台数が決まってしまいますので、立体駐車場にすることで効率よく駐車場運営をすることができます。しかし、立体駐車場の建設や設備導入のコストが必要になるので、初期コスト負担や、維持管理費用などのコストも考えなくてはいけません。




次に、駐車場運営の形態としては「月極駐車場」と「コインパーキング」の2つがあります。

「月極駐車場」とは、駐車場の決められた場所を駐車場の利用として賃貸借契約を結び、基本的に1カ月毎の賃料を受け取る駐車場経営です。
アパートを借りたりする場合に、敷地の中に駐車場が空いていない時に、よく利用する方法ですよね。
貸主は、ご自身で駐車場に看板を付けたりチラシをポスティングしたりして募集する方もいらっしゃいますが、不動産会社に募集してもらって借り主を探すことと賃貸借契約まで結んでもらうことが多いですね。
月極駐車場は、立地や環境(敷地を囲むフェンスや、アスファルトが敷いてあるなど)以外に差別化を付けにくく、賃料を安くしたりして空き率を下げるように努力している方が多いのではないでしょうか。


「コインパーキング」は、いわゆる時間貸しのシステムです。
60分/○○円など、あらかじめ決めてある時間単位の料金を、駐車される方に時間の経過する毎に加算して集金する駐車場運営です。
コインパーキングの業者さんが、サブリースとして借り上げてくれたり、システムや機材を対価を支払うことで利用させてくれたりします。
いろいろな業者さんのシステムがあり、自分は全く何もしなくても運営してくれる方法もあるので、いくつかのコインパーキングの業者さんに相談に乗ってもらいながら、決めると良いかと思います。


ご自身の空き地の形状や、今後の利用目的の有無などを、しっかりと考えたうえで始めるのが良いでしょう。
次は、それぞれをもう少し詳しく考えていきたいと思います。

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