特定空き家の判断基準とは!?

市町村から指導・勧告・命令を受けることになる空き家が「特定空き家」といい、次のいずれかに該当する空き家のことです。
1)そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態の空き家
2)そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態の空き家
3)適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態の空き家
4)その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態の空き家
適切に管理されていれば問題ないのですが、これまでは放置されっぱなしの空き家が多かったのです。
「特定空き家」の分かりやすい参考基準
1)建物の傾きが1/20を超える
2)基礎のひび割れが著しく家を支える役割を果たしていない
3)屋根や壁が脱落しそうな状態
4)バルコニーが傾斜している
5)ゴミ等の放置、不法投棄による臭気が、周辺住民の生活に支障を及ぼしている
6)多数のガラスが割れたまま放置している
7)立木の枝等が近隣の道路等にはみ出し、歩行者等の通行を妨げている
8)動物のふん尿等による臭気、毛の大量飛散、ネズミ・ハエ・蚊等が発生し、周辺住民の生活に支障を及ぼしている。
こんな条項が挙げられていますが、基本的には総合的な判断に基づいて施行されていくと思いますので、ご自身の利用していない空き家がある方は、何か手を入れた方が良いでしょう。

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