最近じわりじわりとその知名度をあげてきているレンタルスペース。一時的に使用したい特別な設備を、誰でも簡単にレンタルできるのが魅力です。
その中でも今回注目したいのが、レンタルカフェ。
なんと飲食店をまるっとレンタルできるため、大がかりな準備なしで飲食店の営業を開始できるのです!
これから飲食店を始めてみたい、経営の経験をしてみたい、自分の料理を試したい、広めたい食べ物がある方。
また、空き家や空きスペースを収益化したい方。
このような方々におすすめしたいレンタルカフェを、下記の流れで紹介していきます。
1. レンタルスペースとは?
2. レンタルカフェとは?
3. 実例紹介
4. まとめ
1.レンタルスペースとは?
時間制で借りることのできる空き部屋です。
借りる側は会議・パーティー・撮影・イベントなど実に多目的で使用できます。
貸す側は空いている空間をレンタルスペースとして貸し出すことで、空き部屋の有効活用・収益化をすることができます。
2.レンタルカフェの特徴
レンタルスペースの中には、レンタルカフェと呼ばれるものがあります。
設置されている冷蔵庫やキッチンなどの設備も含めてレンタルできるため、手軽に自分のカフェを開くことが可能です。
一般的にカフェを開くとなると、最低でも500万円+運転資金が必要と言われており、とてもお金のかかることだとわかります。
ところがレンタルカフェでは、物件の取得〜器具や家具の準備まで不要なため、初期費用がほとんどかかりません。
永続的に営業するのではなく、たまに1日だけカフェ営業をするならば、広さや内容によるところもありますが、1日あたり数万円で運営できるようです。
また、飲食店の営業許可なども取得済みなため、保健所への許可申請や各所への届出等も不要。慣れない手続きに時間をとられることもありません。
夢のカフェ開業が、ぐぐっと現実味を帯びますね。
ただし、カフェの貸主側が告知や宣伝を行ってくれる場所もありますが、自身でも集客を行うなど、創意工夫や改善が必要となるのも確かです。
また、食品や衛生への理解、設備や他の利用者への配慮が、ほとんどのレンタルカフェで必須となってきます。
と言うと不安に思われるかもしれませんが、大丈夫。
事前見学や相談といったシステムを導入している場所もあるようなので、アドバイスを受けながら準備を進めることができます。
未経験者でも安心してチャレンジできますね。
3.実例紹介
ここで実例として、以前テレビでも紹介されていた、日替わりカフェを運営している「716Cafe」を紹介します。
こちらでは日替わりカフェカレンダーを公開しており、毎日様々な料理が楽しめると言うことで、すでにお店のファンも存在しています。
HPには各店舗の紹介も載せてあるので、集客もお手伝いしてくれるところが嬉しいですね。
その他にも、1日カフェを運営している「Colabo Cafe」では、レンタルカフェの利用方法や利用者の声を公開してくれています。
試食会でアドバイスもくれるそうなので、手厚いフォローが期待できそうです。
4.まとめ
ある人がカフェを開きたい、となった際に通常必要となる作業をこれでもかと言うほど吹っ飛ばし、時間もお金もかけずに手軽にお店を開けるレンタルカフェ。
さらにはレンタルカフェ側からのサポートも充実しており、自分でお店を開くことが本当に簡単で、身近な出来事の世の中になりました。
この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。