面白い不動産屋さんを探していたら、こんな不動産屋さんがありました。
名前は、なんと「休日不動産」!!
休日不動産とは?何なのか見てみると、下記がコンセプトとして出てきました。
●気のおける友人とシェアする“休日不動産”。
●都心にはない自然の豊かさを求める“休日不動産”。
●社員のためのご褒美として提供する“休日不動産”。
●2拠点居住を家族で楽しむ“休日不動産”
この不動産屋さんの宣伝をするわけではないので、会社についてはこのくらいにして
なぜこの不動産屋さんに興味を持ったかというと、先日、とある不動産屋さんとお話をしている中で「0円」でも売れない不動産が出てきているといった話を聞いたのです。
なぜ売れないかといえば、地方の山奥などの立地条件で利用者がいない。若い人はいないし地域に仕事もない。別荘くらいしか買い手がいないんじゃないかと、所有者が販売を希望して売りに出したのだが全く売れず。。。
所有者の身内や、ご近所、最後は行政の方に引き取って欲しいと頼みに行っても、なかなか難しいとの返答。
固定資産税や相続税が掛かるので、処分を希望しているのに、売ることも処分することもできずに困っていらっしゃったそうです。
この日本にはそんな地域もあるんだなぁ~なんて呑気に話を聞いていたのですが、別荘地の不動産も、もっと活用できる方法や、しっかりと世の中に発信したら、そういった物件を探している人はいるんじゃないかと思っている中で、「とっておきの家を見つけて、休日をカスタマイズしよう。」なんて素敵なキャッチフレーズ。
やっぱり、ニーズとして探している人はいるんですよね。きっと。
空き家といった素敵な資産を活用する方法は、きっと世の中に無限にあると思うのと、それを求めている人に広く伝えてあげる仕組みがこれまでの不動産業界には足りなかったんだと思います。
何といっても、不動産業界では物件情報が紙資料だけだったり、業者さん同士の物件情報をFAXでやりとりしたり。この時代の流れからすると非常にアナログな部分が多く残っている業界だと思うので、これからどんどん新しい風が吹いて、新しい不動産の活用など、新たな価値がみいだされるような業界だと思うと楽しみですよね。
休日不動産以外にも、独特のコンセプトのある不動産を扱っている「東京R不動産」、地域には、町おこしをコンセプトにした不動産屋さんも出現しています。これからは、入居者にとって、オリジナルの不動産が見つけられて、新築でなくて自分でカスタマイズできるような中古の不動産市場が活性化すると不動産市場全体が活性化すると思うのと、いろいろな地方の地域が活性化するんじゃないんですかね。